ジャパンチャンピオンシップス2021(マスター)準優勝デッキ ミュウツー&ミュウGXデッキの解説

JCS2021お疲れ様でしたー。
マスターリーグの準優勝デッキはレッドパーフェクションでしたね。

デッキレシピはシンプルではありますが、1,2日では決して思いつけないような完成度ですので、今後の参考になること間違いなしです。
使用者の友人であるおのでぃのおもちゃ箱さんが紹介している動画を参考に記事を書かせていただきました。

デッキレシピ紹介

デッキコード:dfvdFk-pexeiV-kV5FFV

デッキ解説

基本的に後攻を選択するデッキとなっています。
後攻1ターン目から「ダブルブレイズGX」や「だいかいか」を使って相手より先にダメージを与えていけます。
また、後1で「ホラーハウスGX」を使うことで、後攻が『サポートが使える先行』に早変わりします。
実際に配信卓でもありましたが、先行の相手のポケモンがバトル場だけの場合、後1「ホラーハウスGX」の返しのターンに「ポルターガイスト」や「ダブルブレイズGX」で相手ポケモンを倒して、早期に決着を狙えるのも強力な動きです。

今のVMAX環境では、先に進化ができる先行が好まれるので、じゃんけんに勝とうが負けようが後攻を選んで戦っていける点で非常に環境に合っていると言えます。
また、闘・悪・超弱点全てをつくことができる点も現環境で結果を残せた一因なのではと思います。

ボール系のグッズの多さや<デデンネGX><クロバットV>の2枚ずつ採用から、絶対に事故りたくないという強い意志を感じます。
最大14回戦うJCSという大会において、安定感を非常に重視していたことが読み取れますね。

採用カード紹介

クチートGX

環境トップのこくばマホイップに入っている<マホイップVMAX>をワンパンできる点が優秀です。
また、<はくばバドレックスVMAX>や<ニンフィアVMAX>も弱点を狙っていけます。
特に、<こくばバドレックスVMAX>デッキと<ニンフィアVMAX>デッキは、ベンチを展開することで強さを発揮するデッキなので、「ハッスルバイト」で最大打点を出しやすいですね。

また、何気に相手の手札を確認できるので「ポルターガイスト」の打点を確定させるという使い方もできますね。

ブラッキーVMAX

<溶接工>を主軸とするデッキに軒並み採用されるようになりました。
今まで<溶接工>を使うターンは<ボスの指令>が使えなかったのが、<ブラッキーVMAX>によって相手を呼びつつエネ加速をすることができるようになりました。

また、このデッキには<オーロラエネルギー>が採用されていることから<ブラッキーVMAX>で悪弱点の<こくばバドレックスVMAX>などに対して戦っていくことができます
<ブラッキーVMAX>の要求エネが、『悪無無』なので<溶接工>を使うと1ターンで攻撃の準備が整うという点も、相性が良いと言えますね。

こくばバドレックスV

このデッキが苦手な「れんげきテンタクル」デッキの<マーイーカ>に対して「アストラルビット」で戦うという選択がとれるようになります。
また、<ジュナイパー>デッキに対しても、「ダブルブレイズGX」や「ボスの指令」、<ブラッキーVMAX>と合わせて<こくばバドレックスV>を使うことで、多少抗いやすくなるのではないでしょうか。

おわりに

デッキに採用されているカード自体はシンプルなものですが、その採用枚数や組み合わせから、完成度の高さが伺えますね。
レッドパーフェクションは2021年のCL愛知でも優勝しているデッキなので、ミュウミュウの結果を残す回数の多さに驚いております。
VMAX環境かと思われた今大会でしたが、まだまだ強いぞミュウミュウ!!