ケケンカニV/オーダイルLOデッキの紹介&解説 

<ケケンカニV>は超高火力なだけではなく、技「なだれおこし」によるライブラリーアウト(以降LO)も狙うことができるカードです。しかし「なだれおこし」だけでは少し心もとないので、<オーダイル>の特性「あばれんぼう」を駆使して相手のデッキを削りまくっていくネタデッキとなっています。

デッキレシピ

デッキコード:VVdkFk-9u4G7X-vFkVVV

デッキコンセプト

<ケケンカニV>の技「なだれおこし」でちまちまと相手のデッキを削っていき、頃合いを見て<ジメレオン>と<インテレオン>で<イツキ><ふしぎなアメ><しんかのおこう>をサーチして、<オーダイル>の特性「あばれんぼう」で相手のデッキを上から5枚削ります。

ポケモンカードは60枚デッキで、そこから最初の7枚とサイド6枚をマイナスして47枚。自分が先攻、<ケケンカニV>は2ターンできぜつ、相手は最初のドローを含めず平均5枚は自分のターンに自分で削るとして、

後攻1ターン目47枚ー初手ドロー1枚ー5枚=41枚。 
先攻2ターン目41枚ーなだれおこし2枚=39枚
後攻2ターン目39枚ー初手ドロー1枚ー4枚ーのろいのスコップ2枚=32枚
先攻3ターン目32枚ーあばれんぼう5枚ーなだれおこし2枚=25枚
後攻3ターン目25枚ー初手ドロー1枚ー4枚=20枚
先攻4ターン目20枚ーあばれんぼう5枚ーなだれおこし2枚=13枚
後攻4ターン目13枚ー初手ドロー1枚ー4枚ーのろいのスコップ2枚=6枚
先攻5ターン目6枚ーなだれおこし2枚=4枚
後攻5ターン目4枚ー初手ドロー1枚ー4枚=0枚

超理想ムーブはこちらです。しかしこんなことになるわけはありません。そのため、相手を妨害しながらゆっくりと削っていくことがこのデッキの狙いです。

採用カード解説

ケケンカニV

このデッキのメインポケモンです。基本的に「なだれおこし」しか使いません。HPはなかなかいいのですが、最近では高火力が流行っているのでワンパンされがちなところは心配です。
基本的には雪崩を起こすマシンとして活用するだけです。

ワニノコ・オーダイル

オーダイルの特性「あばれんぼう」で<ケケンカニV>の火力不足(山札を上から2枚しか削れない)を補っていきます。しかし「あばれんぼう」はコイントス効果なので、裏だと自分が5枚削らなければいけません。それを補うために<イツキ>を採用しています。<イツキ>の説明は後程。

メッソン・ジメレオン・インテレオン

<ジメレオン>まではいつも通りなのですが、普段のデッキとの違いは<インテレオン>がすべて「うらこうさく」型だということです。 このデッキは相手にダメージを一切与えない優しいデッキということです。
デッキコンセプトでも示した通り、<オーダイル>を進化させるには、手札に<オーダイル(しんかのおこう)><ふしぎなアメ><イツキ>がなければいけません。そのためには<インテレオン>と<ジメレオン>の「うらこうさく」を使わなければならないので、この2匹はかなり重要です。

クラッシュハンマー

ここまで読んでくださった方ならもうお気づきのことと思いますが、このデッキは使うのが難しいです。そのため、事故も結構多いです。
自分の手札が事故ってるのに相手はスイスイ展開できるなんて許せねぇよなぁ!?なら殺意の<クラッシュハンマー>で相手を止めてやりましょう。こちらの<ケケンカニV>がどれだけ耐久するかがこのデッキのカギでもあります。

のろいのスコップ

このカードを付けているポケモンが倒されると相手の山札を2枚削ることのできるLOデッキの強い味方です。<ケケンカニV>が3体倒されると負けなので、3枚目の<のろいのスコップ>は必要ありません

イツキ

このデッキのキーカードです。<オーダイル>の「あばれんぼう」を確実に相手にぶつけるのに必要です。気を付けなければならないところとして、<オーダイル>の「あばれんぼう」は進化した瞬間に発動する効果なので、 <オーダイル>を進化させる前に<イツキ>を使わないといけません

シャクヤ

このデッキは相手のポケモンを倒さずに平和な勝利を目指しているので、自分のサイドを一切取ることがありません。つまり深刻なサイド落ちには対応できないのです。そこで<シャクヤ>を採用することで、サイド落ちが全く怖くなくなります。

グッズ採用枚数解説

グッズ採用解説
クイックボール汎用性が高く使い勝手がいいが、レベルボールを採用しているのでデッキの幅的に3枚採用。
レベルボールVポケモン以外は全員サーチできる優れもの。しかしこちらもデッキの幅的に3枚採用。
ポケモン通信他のサーチ系カードと比べると不必要なことが多いので2枚のみの採用。
しんかのおこうオーダイルのサーチに必要となりますので、デッキに温存しておくようにしましょう。オーダイルは1試合に2回使えれば御の字なので2枚採用しています。
クラッシュハンマー中途半端が一番ダメなので殺意の4枚採用。特にこのデッキは相手を妨害してなんぼなので必須です。
のろいのスコップLOの心強い味方。前述した通りの理由で2枚採用。
リセットスタンプ相手のデッキを増やしてしまいますが、ゆっくりとした戦いに持ち込むためには必要なので2枚採用。
あなぬけのヒモ自分から入れ替えることはありませんが、相手への嫌がらせのために入っています。
ふしぎなアメオーダイルのために採用。
回収ネットインテレオンを使うデッキには必須だと僕は思っています。
ツールスクラッパーふうせんを壊すために入っています。

ガラル鉱山

相手の動きを著しく止めるのに最適なスタジアムは<頂への雪道>と<ガラル鉱山>のどちらかだと思います。<頂への雪道>は強力な効果ですが、刺さらないデッキもあるため、<ガラル鉱山>を採用することにしました。