先日のシティリーグで僕が使ったデッキなのですが、思ってもいない活躍を見せてくれましたので紹介しておきます。実は他にもケケンカニデッキの構築は考えているので、気になる方はポケカ大使館のツイートをお見逃しなく!
デッキレシピ
デッキコード:Dxxcxx-YW4G4e-488488
デッキコンセプト
基本的には<スイクンV>で戦っていくことになります。<スイクンV>でダメージを蓄えて、<ケケンカニV>でフィニッシュという動きが理想です。
<メロン>の安全供給のために、<チルタリス>と<チラチーノ>を採用しています。
<クラッシュハンマー>を採用することで、相手の動きを著しく鈍化させることが可能です。特殊エネルギーが環境に多いことを考慮した採用になります。
採用カード解説
スイクン
メインポケモンの<スイクンV>です。先攻から特性「しゅんそく」を使っていきたいので、4枚採用しています。技も簡単に撃てるため、戦いの前半は<スイクンV>を主軸に動くようにしましょう。
技「ブリザードロンド」は最大打点220ダメージ出せるコスパ最高の技なのですが、相手に依存してしまうところもあるので、意外と倒しきれなかったり、倒したとしてもそれが理由で相手のベンチが減ってしまいダメージが下がるということもありがちです。そこで後述する<ケケンカニV>が活躍してくれます。
ケケンカニV
いわゆるフィニッシャーとしての採用です。
上技の「なだれおこし」は今回あまり使いません。最初に<ケケンカニV>をバトル場に出さざるを得なかったときくらいしか出番はないです。あまり狙って使う盤面もないですしね。
下技の「デストロイヤーパンチ」が今回のメイン技となります。乗っているダメカンの数×60ダメージ+90なので、相手ポケモンにダメカンが4個乗っていれば誰でも一撃です。今回は<スイクンV>で先にダメージを与えているので、大体140くらいは平均でダメカンが乗っている状態を作り出すことができます。この状態だと次の<スイクンV>の攻撃ではVMAXを倒すことができませんが、<ケケンカニV>だと930ダメージ出すことができるので、合計で1070ダメージです。ケケンカニ最強!!
実際にこの高火力でフィニッシュすることも何回かありました。
チラーミィ・チラチーノ
特性「やりくり」のために採用しています。
「やりくり」のいいところは手札を1枚トラッシュしなければならないところです。このデッキは<メロン>での加速が必須となりますが、<メロン>はトラッシュからの加速なので意外とトラッシュに水エネルギーがないということに陥りがちです。しかし<チラチーノ>が1体いると「やりくり」でトラッシュに円滑に水エネルギーを落とせるため、かなり便利です。
さらに後述する<チルタリス>との相性も良く、<チラチーノ>1体でいくつもの仕事をこなしてくれます。
チルット・チルタリス
特性「いざなうしらべ」で好きなサポートを山札の1番上に持ってくることができます。このデッキでの効果的な使用方法は、「いざなうしらべ」→<メロン>を1番上→「やりくり」です。基本的に自分の番はこのムーブを必ず行うと思っておいてください。
<チルタリス>のメリットは実はこれだけではありません。なんとにげエネが0なのです。したがって自分のポケモンが相手に倒されたときはまず<チルタリス>から入ることで安定して動けます。
クラッシュハンマー
<クラッシュハンマー>は中途半端な枚数採用していても仕方がないので、殺意を込めて4枚採用しましょう。実際僕は大会で<クラッシュハンマー>を決めまくって勝ちました。特殊エネルギーが環境に多いので採用は結構ありですよ。
おしゃれムーブ
このデッキのおしゃれポイントです。
<ケケンカニV>の説明でも書いた通り、<ケケンカニV>で相手のVMAXをワンパンするにはダメカンが4個乗っていなければなりません。そこで思いついたのが<ガラルジグザグマ>&<キクコ>です。この動きは自分のバトルポケモンがダメージを30以上受けていなければならないという制約までついていますが、決まると脳汁があふれ出てくる超気持ちいコンボとなっています。
しかし実際のシティリーグでは決めることができませんでした。残念。
誰かこのデッキで大会に出て「ジグザグマキクコアタック」決めてくんねぇかなぁ…
グッズ採用枚数解説
グッズ | 採用解説 |
クイックボール | 汎用性が高く使い勝手がいいが、レベルボールを採用しているのでデッキの幅的に3枚採用。 |
レベルボール | Vポケモン以外は全員サーチできる優れもの。しかしこちらもデッキの幅的に3枚採用。 |
ポケモン通信 | 他のサーチ系カードと比べると不必要なことが多いので2枚のみの採用。 |
クラッシュハンマー | 中途半端が一番ダメなので殺意の4枚採用。 |
たっぷりバケツ | 水デッキには必須カードなのですが、展開の妨げになることが多いので2枚採用。 |
ポケモンいれかえ | 2枚くらいあったら便利かなーと思って2枚採用。 |
リセットスタンプ | 雪道スタンプを決めたいのでサイド落ちやトラッシュ行きを懸念して2枚採用。 |
タフネスマント | Vが3体倒されたら負けなので、3体のポケモンVを強化するために3枚採用。こいつが戦局を左右します。 |
ツールスクラッパー | ツールジャマーによるタフネスマントの無力化が嫌なので採用しています。 |
やまびこホーン | スイクンVの火力アップのために採用しています。 |
頂への雪道
これ1枚でデッキがピタリと止まることもあるほど強力なカードです。こちらの<スイクンV>も止まってしまうことがデメリットですが、<スイクンV>は1枚引ける程度なので大目に見ましょう。