高橋名人さながらの連打力（連射力）を持つワタッコデッキを紹介いたします。相手を問わず連打連打わたげ連打ァァァ！非エクなので取られるサイドも1枚で済みます。意外と使われていないこのデッキですが、秘めたるパワーはかなり強いです。みんなも使ってみよう！
デッキレシピ
デッキコード：1vfVFF-RdYRnP-FkbFVb
採用カード紹介
ワタッコ・ポポッコ・ハネッコ
役割
アタッカー
戦い方
2進化という重い制限があるように思えますが、中間の＜ポポッコ＞は特性の「ソーラーしんか」によって手札からエネルギーを付けるだけでデッキから進化できるので実質1進化みたいなものです。
そしてなんといっても＜ワタッコ＞の特性「わたげれんだ」がこのデッキの醍醐味です。＜ワタッコ＞の技「かいてんアタック」は60ダメージの技のように見えますが、「わたげれんだ」があることで実質1エネ120ダメージの高パフォーマンス技へと変化します。
今回のデッキでは＜ワタッコ＞に＜れんげきの巻物 渦の巻＞と＜れんげきの巻物 天の巻＞を付けることでパワーアップさせ、相手を翻弄するデッキとなっています。巻物関連についてはこの後説明します。
オクタン・テッポウオ
役割
サーチ
戦い方
いつものごとく、れんげきの必要パーツを必要な時に持ってくる便利屋さんです。特性の「れんげきサーチ」はれんげきのカードなら何でもサーチできるので序盤にはしっかり＜オクタン＞を立てておいてスムーズな試合運びにできるようにしましょう。
ちなみにイラストは2種類あります。今ここに掲載している画像の方が僕は好きです。
ナゲツケサル
役割
ダメージ上昇
戦い方
この後紹介する＜れんげきの巻物 渦の巻＞は相手のベンチポケモンにもダメージをばらまけるため、＜ナゲツケサル＞でダメージ上昇させられます。「うずむぞう」30 +「スローイングコーチ」30 × 2で合計120ダメージをＶ・GXなら与えることができます。
オドリドリGX
役割
ドローソース
戦い方
非エクデッキと呼ばれる、メインアタッカーがVやGXではないデッキでは次のターンに自分のポケモンがやられてしまうことを想定して動きます。このデッキで言うと、メインアタッカーの＜ワタッコ＞は自分のターンに攻撃して次のターンには相手の攻撃でトラッシュ行きになってしまうということです。なので、相手ターンに自分のポケモンが倒されていた時に効果を発揮するカードがとても役立ちます。
＜オドリドリGX＞は相手ターンに自分のポケモンがやられているとき、山札から3枚引けるという嚙み合った特性を持っています。ベンチに置いてドローソースとして活用しましょう。
注意点として、＜オドリドリGX＞は倒されたときにサイドを2枚取られるので負け筋にならないように気を付けて扱いましょう。
れんげきの巻物 渦の巻・天の巻
＜れんげきの巻物 渦の巻＞は相手全体に30ダメージ与えることができるようになるポケモンのどうぐです。しかし＜ワタッコ＞に関しては「わたげれんだ」で連打できるため、全員に60ダメージ与えることができます。最近では＜メッソン＞や＜デルビル＞などを筆頭にHPが60のサポートポケモンが多いため、刺さると相手はかなり厳しい戦いを強いられるのではないでしょうか。エネルギーも＜れんげきエネルギー＞と＜基本草エネルギー＞の2枚でつかえるため、特にうつのが難しいわけではないでしょう。
＜れんげきの巻物 天の巻＞は相手のバトルポケモンのエネルギーの数が多いほど高火力を与えることができるカードです。相手が＜こくばバドレックスVMAX＞や＜いちげきウーラオスVMAX＞などであったときに非常に高火力を与えることができるため採用しています。注意点として、こちらは技をうつのに＜スパイラルエネルギー＞が必要になります。基本は＜れんげきの巻物 渦の巻＞で戦っていく構築ですので採用枚数は少ないですが、＜オクタン＞の「れんげきサーチ」で持ってこれるので必要になったらサーチしていきなり相手を倒してやりましょう。
キバナ
＜オドリドリGX＞の時の説明にもあったように、相手の番に自分のポケモンが気絶していたら使えるカードは非エクデッキに必須です。そのような効果を持つサポートとしてほかにも＜メイ＞と＜シバ＞が存在してどちらもかなり強いのですが、今回は＜キバナ＞に軍配が上がりました。僕的には相手ターンに自分のポケモンが気絶した時系のサポートはデッキに共存できないと思っています。多分実際そうです。今回のデッキでは「うずむそう」をうつのにエネルギーが2枚必要なため、トラッシュから加速できつつ、好きなカードまで持ってこられる＜キバナ＞が最もかみ合っているサポートとして4枚採用しています。
スタジアム
ターフスタジアム
＜ワタッコ＞は特性でデッキから持ってこれるのですが、その特性を使う＜ポポッコ＞は頑張ってデッキから引いてこないといけないため、＜ターフスタジアム＞を採用しています。正直な話このデッキに入れるスタジアムはかなり迷いました。入れなくてもいいのですが、現環境では強力なスタジアムが多く存在しているため、相手のスタジアム破壊も兼ねてデッキに採用しました。
まとめ
今回はワタッコ連打連打デッキを紹介いたしました。高いダメージをばらまきながらも、相手はワタッコを倒してもとれるサイドは1枚という厄介なデッキになっていると思います。このデッキあんまり流行ってないですよね。さあ皆さん！流行らせましょう。