新パック登場後の環境予想【白銀のランス・漆黒のガイスト】

拡張パック『白銀のランス』、『漆黒のガイスト』の登場によって今後のポケカ環境がどうなっていくのでしょうか?これからの環境予想に興味津々なのはきっと僕だけではないはず。ということでこれから台頭してくるであろうデッキを予想してみました。

今後の環境予想

まずはタイプごとに注目し、そのあとでどんなデッキが環境にでてきそうかの具体例を紹介していきます。

強化されるタイプは?

直接強化されたタイプを見ていきましょう。

超タイプ

今回のパックによって1番強化されるタイプは間違いなく超タイプです。
〈こくばバドレックスVMAX〉の登場によって超タイプのエネ加速問題が解決し、さらに汎用性の高いサーチカードとして〈霧の水晶〉が登場します。

超タイプは今までの環境では手付かずであったため、強化によって様々な超タイプデッキが日の目を浴びることになりそうです。
その代表の1つが〈ミュウツー&ミュウGX〉と〈こくばバドレックスVMAX〉を組み合わせたデッキです。1ターンのうちに多くの超エネルギーをつけれるようになったので、さまざまなワザを素早く使えます。

水タイプ

超タイプの次に強化されたのは水タイプです。サポート<メロン>の登場によって、<モスノウ>を採用しなくても水エネルギーの加速ができるようになったので、水タイプのデッキ構築の幅が広がりました。

2エネで250ダメージ出せる<はくばバドレックス>も比較的使いやすい部類にはいるんじゃないでしょうか。
あとで紹介する『三神はくば』デッキでは280ダメージだせるのでTAG TEAMポケモンもワンパンできます。

<ウオチルドンV>というかなり強力な効果をもつポケモンVも出ました。要求エネルギーは多めですが、V・GXポケモンに対して強くでれますし、相手が入れ替え手段をもっていないと詰ませられます。

鋼タイプ

なんと<メタグロスVMAX>が来ましたね。
ワザの要求エネがコスパの良い鋼VMAXです。
実はれんげきなので<スパイラルエネルギー>を<ドータクン>の特性「メタルトランス」で他のれんげきポケモンにつけまわして戦う戦術も強そうです。

また、間接的な炎の弱体化や、鋼弱点の<はくばバドレックス>が環境に出てくることを考えると、今までよりデッキの選択肢の中に入ってきやすくなると思います。

闘タイプ

一見パッとしないVMAXポケモンですが侮ってはいけません
なにより、闘タイプのVMAXで超弱点ではなく草弱点だということだけでも価値のあるカードです。
1エネでダメージをばらまけたりや倒されるまえに「キョダイサイクロン」を使って相手に180ダメージ与えつつ、エネルギーを後続に移せるので、ワザに無駄がないという印象を受けました。
今後の環境で活躍しそうです。

そのほかに影響がありそうなタイプは?

間接的な強化や弱体化についてもみていきましょう。

炎タイプ

やや弱体化。
今まで圧倒的に水タイプが少なかったのでやり放題的な部分はありましたが、これからは水タイプが増えることが予想されるので、今まで通りとはいかなくなるのではとニラんでいます。

草タイプ

やや強化。
炎が減るなら使いやすくなるのではと予想。

その他のタイプ

その他のタイプに関して新カードの登場はあるのですが、タイプとしての有利不利への影響はほぼないと思っています。

現環境デッキの強化・弱体化について

新カードの登場によって、現在の環境デッキへどんな影響があるのか考察しました。

三神ザシアン

<頂きへの雪道>によって<ザシアンV>の特性「ふとうのつるぎ」が使えないのは、若干の弱体化といえるでしょう。別に致命的でもなんでもないのでやっぱり強いままですね。

〇〇パーフェクション(超タイプ以外)

<ミュウツー&ミュウGX>を主体としたデッキは<頂きへの雪道>の登場によって少し弱体化するでしょう。

今までも<無人発電所>に対して弱かったので、既にスタジアムのケアをすること前提での構築はされていました。
<頂きへの雪道>という新しい種類のスタジアムも処理しなければならなくなったのですが、種類が増えたからといってデッキへ採用される枚数が増えるとは限りません
つまり何がいいたいかというと、ミュウミュウデッキは今までとすることは変わらないということです。
ただ、悪パーフェクションの場合は<ガラルファイヤーV>の特性も止められてしまうようになります。

いちげき(ICHIGEKI)

いちげきのカード自体が増えているのでやや強化かな?といった感じです。
新しく追加されるカードと既存のアタッカーである<いちげきウーラオスVMAX>や<バンギラスV>とのシナジーは低いように思います。

<トルネロスVMAX>は攻撃後もエネルギーが残るという点で<いちげきウーラオスVMAX>より優秀ですし、なによりスタジアムと絡めていく効果が面白いです。
また、<アスナ>というサポートはいちげきデッキ以外でも採用されそうなほど汎用性の高い除去カードです。

れんげき(RENGEKI)

「漆黒のガイスト」によって大幅強化されたテーマです。
まず雷タイプの<ゼラオラV>という優秀なアタッカーが増えました。れんげき版の<オーロラエネルギー>ともいえる<スパイラルエネルギー>の登場で複数のタイプでデッキを組みやすくなりました。

れんげきデッキは今まで大きな火力を出しにくいというネックがありましたが、それをカバーする<れんげきの巻物 天の巻>が出ました。

ムゲンダイナVMAXデッキ

今まで大した弱みもなく安定して2ターン目から270ダメージを出せる環境上位のデッキでしたが、<頂きへの雪道>の影響で弱体化は免れません。

特性「ムゲンゾーン」が働かなくなることでベンチのポケモンを8匹から5匹まで減らさないといけないのがつらいところです。
8匹出した時点で<クロバットV>を消費しているとリカバリーがかなり難しいですね。

ただ、弱体化だけじゃなくて強化もあります。
<レパルダスV>によって相手の道具をトラッシュしやすくなりました
<おおきなおまもり>をトラッシュして相手のTAG TEAMポケモンをワンパンする動きがしやすくなります。

トータルをみると弱体化ですかね。

新しい環境デッキ候補

今まで環境になかったけど、これからでてくるであろう環境デッキを予想します。

超パーフェクション(こくばバドレックス)

超タイプにエネ加速とサーチ手段が増えたということで、<ミュウツー&ミュウGX>が超タイプポケモンを引き連れてやってくるでしょう。

三神はくば

<アルセウス&ディアルガ&パルキアGX>と<はくばバドレックスVMAX>を組み合わせたデッキです。

三神と<はくばバドレックVMAX>の要求エネが共通していることや、サポート<メロン>で加速できるようになったことから相性が良いといえます。
「オルタージェネシスGX」によって30ダメージが追加されるようになると、<はくばバドレックスVMAX>の「ダイランス」が280ダメージとなるので、TAG TEAMポケモンをワンパンできるようになります。

また、三神ザシアンと違って強いところは「アルティメットレイ」を使えないまま三神が倒されてしまっても、返しのターンで<はくばバドレックスVMAX>でワザを使っていけるところです。
<ザシアンV>の場合だとワザに必要なエネルギーが加速ない間に倒されて負けてしまうのですが、三神はくばは一味違いますね。

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