双璧のファイター注目カードの紹介&解説!

VMAXバシャーモV・バシャーモVMAX

 今回のパックの中で一番期待されているであろう<バシャーモV>と<バシャーモVMAX>。炎タイプという汎用性の高さのほか、<バシャーモVMAX>の技「ダイブレイズ」は無色2エネなので<れんげきエネルギー>1枚で動くことができる。この性能の高さゆえに環境に入ってくることは間違いないだろう。進化前の<バシャーモV>のほうが火力が高いため、<メモリーエネルギー>を用いた動きや、「ダイブレイズ」の効果によってエネルギーのロスがないことを利用して<モミ>で回復しながら戦う方法もある。
 多様な戦略やデッキが想像できるカードです。ポケカ大使館でも随時情報更新していきます。

パッチラゴンV・パッチラゴンVMAX

 速さを重視する雷デッキであるが、このポケモンには「耐久型」という言葉がふさわしいだろう。<パッチラゴンVMAX>の技「トラップスパーク」をうまく活かしたいですが、とりあえず1ターン目は「たいこのくちばし」をうちつつ、VMAX後は<雷エネルギー>と<トリプル加速エネルギー>で「ダイインパクト」をうつ。この流れが主流になるでしょう。
 進化前のHPが220ということは悪くないだろう。ダイビクトリーでワンパンだが・・・
闘タイプに弱点なことが現環境では逆境となるだろう

ガラルヤドキングV・ガラルヤドキングVMAX

 いちげきポケモンであるが、毒で倒すなどというおおよそ「いちげき」らしくない戦法をとっている<ガラルヤドキングVMAX>。<ユレイドル>で逃げられなくしたり、<ドクロッグ>で火力アップを狙ったり、<ダストアイランド>で無限毒地獄にしてやってもいいでしょう。<クラッシュハンマー>を積んで永遠に妨害するデッキもアリですね。このデッキを使って友達がきぜつしてしまってもポケカ大使館では一切の責任を負いかねます

 一方で<ガラルヤドランV>の「はめつのひとこと」は完璧な「いちげき」技となっています。
オムスター>や<ユレイドル>で縛ってしまって逃げられなくしたり、<ガラル鉱山>で逃げるエネルギーを増やすと相手は嫌な顔をします(確定)。嫌な顔をされたら、「おいおい、カードゲームだろ?そんなにムキになるなって!」と言ってやりましょう。これがほんとの「はめつのひとこと」になります。とにかく変わったデッキを作りたい方や縁を切りたい友達がいる方にお勧めします。

ガラルフリーザーV

 今回のガラル三鳥の中では最も微妙な性能なのではないかと個人的には感じている。というのも汎用性のある特性ではあるが手札を2枚捨てなけらばならないということが微妙なのである。そのうえ単純に技が弱い。活用方法としては、<ヤレユータン>を用いて<マスタード>を手札に1枚にするデッキなどがなんとなく思いついたが果たしてどれほどのものだろうか?
 そしてすべてのポケカの民が思いついただろう「マッドパーティ」に入れるという構築が一番の最適解だとは思いますが、残念ながらマッドパーティは双璧のファイターの新カードによって「ひんし」してしまいました。
 

ガラルサンダーV

ムゲンダイナ絶対に○すマンです。汎用性もばっちりです。実質闘エネルギー1枚で170出せるので色々なデッキに採用されるでしょう。この闘エネルギーはオーロラエネルギーで代用できるます。完璧ですね。

ガラルファイヤーV

 悪デッキのサブアタッカーとして有能です。トラッシュからエネ加速できるという点がなかなかグッドです。<マニューラGX>との組み合わせの相性がよさそうですね。<レッド&グリーン>でデッキから2枚加速からの「じゃえんのつばさ」でトラッシュから1枚加速すると手張りと合わせて1ターンで4枚の悪エネルギーを付けることができます。次世代の悪デッキには欠かせない1枚になることでしょう。

スピアー

 技「ジェットスピア」でいちげき狙っていくカードです。現環境では特殊エネルギーはほぼ確実に採用されているので結構活躍すると思います。技「みちづればり」のほうのスピアーも存在するので、組み合わせて使用することで多様な盤面に対応できるでしょう。
 技が違っても、同じ名前のポケモンは4枚までなので注意しましょうね。

ガラルデスバーン

 きっと生前にポケモンVMAXから毎日のように嫌がらせを受けていたのでしょう。このカードからはポケモンVMAXへの強い恨みを感じます。<もくもくスモーク><しあわせたまご><ジャイアントボム>などで嫌な動きをすると面白そう。くマルヤクデVMAX>が相手だと相性がいいと思います。

ナゲツケザル

 しれっと最強が混ざっていました。れんげきつかいにはうれしい1枚です。特性「スローイングコーチ」はれんげきポケモンのベンチへのダメージが+30されるという効果ですが、この30が全く侮れません。従来の<れんげきウーラオスVMAX>はベンチポケモンへ120ダメージ与えることができただけでしたが、<ナゲツケザル>1匹で+30、<望遠スコープ>で+30の合計180ダメージをベンチポケモンに与えられるようになったのです。この180という数字が現環境では最も重要になってきます。180という数字は<デデンネGX><クロバットV><コロトックV><ワタシラガV>を倒すことができるダメージラインなのです。現環境ではこれらのカードはほぼ確実に採用されているので、一気に2体倒してサイド4枚取りするという凶悪コンボの完成です。
 れんげきデッキには2枚採用あたりが妥当ですね。このカードの登場によっていわゆるシステムポケモンの使い方や試行回数が増えてしまうことでしょう。

ハブネーク

 意外と頑張れるカードではないでしょうか?いちげきのサポートをつかっている状態で<いちげきエネルギー>が2枚ついていると合計220ダメージ出すことができます。これはVポケモンを倒す基準ラインなのでそう考えると結構高火力出すことができますね。<ハブネーク>を使おうと思ったら、たねポケモンを軸にしたデッキになると思うので相手のサイドの枚数に注意しつつ、あとで紹介する新カード<カリンの信念>でさらにダメージアップを図って戦えるデッキが作れそうです。

ミカルゲ

 きました。今回話題のカード<ミカルゲ>です。マッドパーティを終わらせるためにこの世に生まれてきました。<ミュウツー&ミュウGX>を用いたデッキにも有効打になりそうなのですが、基本はマッドパーティを終わらせることがこいつの役目です。無色1枚というところが凶悪すぎてポケカ公式はマッドパーティに強い恨みがあるのかと疑ってしまいます。

ザングース

 エネルギーの要求量が3枚と多いことが少しネックですが、<れんげきエネルギー>1枚とあと1枚で完結するため意外と使いやすそうです。ベンチ狙撃型デッキではないデッキでうまく採用してあげるとよいでしょう。<ナゲツケザル><望遠スコープ>でベンチに110ダメージ出すことができるたねポケモンなので意外なデッキに採用できそうです。

おむかえちょうちん

 テキストが短いカードは強いの鉄則に当てはまっています。いちげきサポートのサルベージとしてデッキに1枚は採用したいカードです。

やまびこホーン

 れんげきデッキ待望の1枚。これを使って1度倒した<デデンネGX>や<クロバットV>を強制的にベンチに連れ戻して、もう一度倒す戦法で戦っていくれんげきデッキが増えるでしょう。れんげきカードですが意外と汎用性の高い1枚なので度のデッキにも入ることが予想されます。

ガラルのむねあて

 <大きなおまもり>でよくね?ってなるカードです。<ガラルマッギョV>と組み合わせたデッキがいまのところ一番強そうです。

カリンの信念

 VMAXが1体倒されていると+60ダメージになります。非Vのいちげきデッキを使う際には必須カードになります。Vデッキでも無理にいちげきエネルギーを使いまわさなくても火力アップを図ることができるので強いですね。

クララ

 <ふつうのつりざお>と使い分けることのできるカードです。<ふつうのつりざお>とは違って手札に加えることができるので結構強いですね。大流行はせずとも、息が長いカードだと思います。2枚くらい持っておきたいです。

セイボリー

 巷ではムゲンダイなデッキへのメタだと言われがちなカードですが、結構使いどころが難しいように思えます。このカードを使った結果、あいての<クロバットV>やムゲンダイなデッキ以外では<デデンネGX>などをトラッシュされてしまっては相手としては負け筋が減らせてラッキーと思う結果を招く可能性が高いです。採用したい方は気を付けて採用しましょう。

トウキ

 非VMAXれんげきデッキれんげきのバレットデッキなどでは使えそうです。それ以外では別に可もなく不可もないといったところでしょうか。

ダイ木の丘

 あんまり使われないでしょうね。(これで大流行したら・・・)
 マッドパーティデッキでは<ブリザードタウン>が怖いといったように、特定のスタジアムが嫌だがこちらにも入れたいスタジアムがないときなどは一応の回復ケアも備えたこのカードを採用してもいいかもしれません。